株式会社モノサス代表林 隆宏さんの公演を聞いてきた話
こんにちは!
さくら印刷の鎌田です。
先日株式会社モノサスの林さんのお話を聞いてきたのでそのことについて書かせていただきます。
モノサスとは
モノサスは東京渋谷に本社があるコーディングに特化した会社です。
取り組んでいる事業としては主に5つあるようです。
コーディングファクトリー事業
‘HTML+CSS’コーディングを提供するアウトソーシング専門サービスです。
2007年10月からコーディングサービスを提供し、
業界トップクラスの制作体制・制作実績を誇ります。
BtoB Webサイト制作サービス事業
2012年にBtoB企業支援チームが発足しました。
「BtoBならではのWebサイトを追求する」をテーマにWebサイト制作を中心に
様々な活動をしています。
Webマスター代行サービス事業
公開後のウェブサイトを永続的に運用するサービスです。
企画・コンテンツ制作から公開作業まで、多岐にわたる依頼に対し、タスク管理を徹底して行い、
目的にあった選任チームにてお客様のウェブサイトの運用・更新業務を行っています。
PLAT事業
スマートフォン変換サービス「PLAT」はPCサイトのウェブページを利用して、
スマートフォンサイトに自動的に最適化するサービスです。
現在、スマートフォンからの閲覧数は、多くのサイトでPCからの閲覧数を抜き、
Webサイト全体では約60%といわれています。(2015年9月現在)
そんな中、喫緊の課題となっているスマートフォンサイトへの最適化を、
「早く」「簡単に」「安価に」提供するサービスです。
プロデュース&デザイン事業
社会や地域とつながるCSV事業のプロジェクトをご検討の企業・行政の方々へ。
マーケティングの領域を超え、顧客と共に創造する
クリエイティブ・サービスの紹介をしています。
上記の様にいろいろな事業をされています。
コーディングに特化した運営を始めたパイオニア的な会社です。
IMJ
MITSUE
LINKS
カヤック
beBIT
など
ものさすさんは従業員は74名ですが、ウェブ会社としては上記のウェブ会社と並ぶ大手の会社になります!
ものさすのカルチャー
ものさすさんは会社のカルチャー(風土)をとても大切にしている会社です。
普通の会社であればビジョンの共有を大きなテーマとしていると思いますがそれよりもモノサスではよりカルチャーの共有をとても大切にしています。
「自由と責任」という言葉をテーマとし、月168時間会社に出勤すれば出社時間などは任せていて会社の制度も自分たちで作るようにさせているそうです。
月に1本社長がその月のコピーを考えたり、しっかりとカルチャーを明文化し社員さんに浸透させているそうです。
社長が作るのではなくみんなで作るというのが大事ですね。
モノサスの教育
起ち上げ当初は代表の林さんが営業してコーディングしてとすべてを回していたそうです。
しかし、会社が成長すればするほど社長である自分が一番つらくなってしまったそうです。
自分の生産性を上げるために組織を作るのか?
組織の生産性を上げるためか?
そこで継続的に仕事がくる仕組みと人が育つ仕組みが必要だと感じたそうです。
採用と教育をセットで考える!
ものさすでは塾もやっておりそこで育ててから就職をしてもらうというようなこともやっています。
未経験者を育てると最終コストとしては安くなると林さんは言います。
モノサスのビジネス展開
ビジネスを展開していくうえで知っておくべきことがあります。
・一つのビジネスモデルを展開するうえで顧客の上限は決まっている
・高いリピート率の期待できないビジネスは継続しない
・収益の確保できない企業とは付き合わない
・顧客数の上限以上に組織ビジネスを大きくしない
・ビジネスが伸び悩んだら、ビジネスッモデルを転換する
★持続可能な収益源を作ることが大切だそうです。
まとめ
今回の話で一番印象深いのが社内にカルチャーを作るという部分です。
こういった社内風土作りができている会社って実際はほとんどないと思います。
大企業は、利益第一主義に走りがちですし、中小企業では教育などの体制がなかなか整わない。
社会が乱れてしまっているのも元をただせば企業がしっかりとした社員教育ができていないからなんではないかと思いました。
弊社もすばらしいカルチャーつくりに今後取り組んでいきたいと感じました。
以上